2023/02/20 05:00

日差しが明るくなる頃、自然と衣替えを意識する季節ですね。

寒暖の行きつ戻りつを経て、いよいよ毛素材アイテムのお仕舞いどきです。

冷えとりで年中お使いの方もいらっしゃるかと思いますが、時にはお洗濯でリフレッシュしてみてはいかがでしょう。

お天気と相談しながら、ベストなお洗濯日和を探してください。


基本のお洗濯方法

  • 中性洗剤を使用

  • 洗濯ネットに入れる

  • 弱流コース(ドライや手洗いコース)で

  • 水、またはぬるま湯(30℃以下)で洗う

もちろん、ご自宅の洗濯機でOKです。


今回は、靴下のお洗濯ビフォーアフターについて。
実際の変化をご紹介します。



=ふわふわヤク毛の靴下=

薄手のコットン靴下と重ね履きし、1週間使用した状態からの洗濯。


・使用後は、でろ〜んと横に伸び、縦に縮みが見られました
・洗うことで横伸びは多少戻り、全体のバランスが改善
・足底のベージュ部分(ウール+レーヨン混)には毛玉が発生 → はさみでカットすればOK


縦の縮みによるサイズ変化が少し気になりましたが、履き心地への支障はなし

こげ茶のヤク100%部分は、洗うことでふわふわと起毛し、履き口もやわらかく気持ちのよい仕上がりに。

履くたびに嬉しくなる変化でした。




=お仕舞い前のポイント 2つ=


①:しっかり乾燥させること
お洗濯の後は、湿気を残さずしっかり乾かすことが大切。
風通しのよい日陰で、しっかり乾かしてください。


②:虫除け剤を忘れずに
毛玉取りやアイロンで整えたあと、虫除け剤と一緒に、密閉できる箱や袋で保管
できるだけ空気を遮断するのがコツです。


わたしたちをやさしく温めて、よく働いてくれた毛素材アイテムたち。

ほんの少しのお手間で、来シーズンも気持ちよく使える状態になります。
さっぱりと洗って、しっかり乾かし、安心してお仕舞いください。

なお、食べこぼしや皮脂汚れは虫食いやシミの原因に。
「一度しか使ってないから」としまわず、一度使ったらお洗濯を。

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、洗うことで気持ちもアイテムもすっきり整います


※ 万一、穴があいてしまった場合には、「ダーニング」補修をおすすめいたします。


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